ITコンサルタントとは? 業務内容・必要資格や対策方法を解説

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「ITコンサルタントって最近聞いたけど、どんな仕事内容なんだろう…」
「コンサル業界に行きたいけど、コンサルの中にもいろいろあってよくわからない…」

このように、ITコンサルタントという仕事について興味はあるけど、そこから先に進めずにいませんか?

この記事では、ITコンサルタントという仕事がどのような仕事であるか、その業務内容やITコンサルタント企業、さらにはITコンサルタントに求められる資質や選考対策まで、徹底解説します。

この記事を読めば、ITコンサルタントについて基礎知識はもちろん、ITコンサル選考に向けての対策方法を知ることができますよ!

1.ITコンサルタントとは

ITコンサルタントは、企業の抱える経営問題を解決するために、企業のIT戦略の策定、システムの見直しや新規導入、システムの最適化や動作検証などを行い、対策・改善・指導を提案することを仕事とします。

そのため、幅広いITに関する知識はもちろん、その他業界についての知識も重要となります。

また、気になるITコンサルタントの年収ですが、750万〜1,100万と、比較的高額です。

ITコンサルタントは激務ですので、その仕事量に比較して年収も高くなっています。

上の表が、ITコンサルも行っている会社数社の年収一覧です。

2.【領域別】ITコンサルタントの仕事内容

ITコンサルタントの仕事のゴールは、企業の抱える経営問題を解決することです。

そのために、様々な方法を用いて解決へアプローチしていくため、ITコンサルタントの仕事内容は多岐に渡り、様々な領域があります。

その内容を領域別に解説します。

領域別仕事内容
  1. IT戦略コンサルティング
  2. ITデューデリジェンス
  3. マネジメント支援
  4. パッケージ導入(ERP・CRM)
  5. RPAやAI領域の導入・開発支援

それぞれ説明します。

(1)IT戦略コンサルティング

IT戦略コンサルティングとは、企業の経営層から経営戦略や課題をヒアリングし、それをもとに、企業のIT投資や活用を経営的視点で支援することです。

IT投資は、業界・業態を問わず重要課題として位置付けられています。

具体的には、IT投資におけるROI(費用対効果)の最大化、IT導入・活用促進の支援、システムアーキテクチャにおける課題など、経営層の仕事であるビジネスの上流部分の支援をします。

また、それらの実行スケジュール及び業務プロセスや組織の変革についても、改善案を提示することもあります。

IT戦略コンサルティングを通して、企業のIT投資や運用をサポートするのが、この領域での主な仕事となります。

(2)ITデューデリジェンス

業界研究本

ITデューデリジェンスとは、M & A (買収・合併)の際に、買収先企業のIT資産にどれほどの価値があるか、維持管理や回収、刷新にどれだけの時間やコストが必要かなどを調査することをさします。

買収先のIT資産状況を正確に把握することで初めて、今後のシステム改修やシステム統合などの計画を立てることができます。

ITシステムは、維持管理にもコストがかかるため、システムの維持管理に関する知見が必須です。

開発経験はもとより、保守運用に携わった経験を活かしやすい仕事です。

(3)マネジメント支援

PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)にITコンサルタントの参画が求められる場合もあります。

PMOは、新システム導入時に開発・実装・テストを担当するベンダー企業の管理や、クライアント企業内部の関連部署に対するサポートなどの内外のマネジメント支援を行います。

具体的なPMOの仕事内容としては、複数のITプロジェクトで発生する庶務的な業務を代行するシェアードサービスのような一面もあれば、プロジェクトを実行に移す際の阻害要因を抽出し、問題解決を支援する高度なITプロジェクトマネジメント・コンサルティングを提供するものまで、幅広くあります。

PMOの使命は、会社全体で進行しているプロジェクトを総合的に管理し、組織全体のプロジェクトマネジメントの品質や能率を向上させることが目的です。

(4)パッケージ導入(ERP・CRM)

説明会

ERPとは、Enterprise Resources Planning の略であり、企業経営の基本となる資源要素(ヒト・モノ・カネ・情報)を適切に分配し有効活用するための計画=考え方を意味します。

また、CRMとは、Customer Relationship Managementのことで、「顧客関係管理」や「顧客管理」などと訳されます。

その言葉通り、顧客と良好な関係を構築することを目的としたマネジメント手法です。

ITコンサルタントは、これらの企業向けITソリューションの導入を主導・サポートします。

ITソリューションは広範囲な機能を持っており、製品の仕様、動作、設定について詳細な知識が求められます。

ちなみに、パッケージ導入を専門的に扱うコンサルタントは導入コンサルタントなどと呼ばれ、ITコンサルタントとは別の職種として扱われることも少なくありません。

(5)RPAやAI領域の導入・開発支援

RPA(単純作業の自動化ソリューション)やAIといった先端技術を使い、経営課題の解決をサポートします。

働き方改革や人手不足対策、業務効率化、顧客満足度向上など、導入の目的は多岐にわたります。

技術的な知見も求められるため、開発職や研究職の経験が活かせる仕事でもあります。

3.新卒入社可能なITコンサル会社3社

このように、ITコンサルタントは幅広く、様々な仕事があります。

そのため、各会社それぞれが、多種多様な強みを持っており、それぞれに特徴があります。

ここでは、そのようなITコンサルティングを行っている多くの会社から、新卒でも入社可能な会社を3社紹介します。

(1)アクセンチュア

アクセンチュアは、世界で約48万人(2019年現在)の従業員数を誇る世界最大のコンサルティングファームです。

“High Performance. Delivered.”という企業コンセプトを掲げ、世界中の様々な分野・産業に対し戦略、業務、ITなどのあらゆるコンサルティングを提供しています。

徹底して「人」にレバレッジをかけており、成果を出そうと努力しているメンバーに対しては、惜しみなく投資をする社風です。

また、若くて活発な組織で、パフォーマンスに応じて速いスピードで昇進できる傾向にあります。

さらに、ワークライフバランスの改善や、女性にも働きやすい職場環境づくりに積極的ですので、女性にもとてもオススメの企業です。

(2)フューチャーアーキテクト

 

 

フューチャーアーキテクトは、ITを武器とした課題解決型のコンサルティングサービスを提供している会社で、グループ企業を中心として、「パッケージ&サービス事業」「企業活性化・新事業開拓事業」などの事業を展開しています。

「経営戦略・業務・システムの三位一体の変革」「中立のポジション」「一気通貫のプロジェクトマネジメント」といった特徴をもとのITコンサルティングサービスを行っています。

AIを活用した「Future AI」といったコンサルティングサービスも行っているため、AIに興味がある人にもオススメの企業です。

(3)デロイトトーマツコンサルティング

 

 

デロイトトーマツコンサルティングは、日本最大級の経営コンサルティングファームでありマネジメントコンサルティングのリーディングファームのひとつです。

ITコンサルも行っており、その年収は、約1100万円と先ほど紹介した通りとても高いものとなっています。

人を育てる社風があると言われており「Up or Out」といわれる外資系に顕著な厳しい社風というよりは、厳しい中でもコンサルタントとして一人前になるまで社内でしっかり面倒を見る、という社風です。

そのため、採用の段階においても「一人前のコンサルタントに成長できる素質を持っているかどうか」を基本的な選考の視点としています。

デロイトに興味がある方は、この選考視点をもとに対策を進めていくとよいでしょう。

4.ITコンサルタントに求められる資質4つ

企業研究 自己分析

ITコンサルタントはその仕事内容から、ITに関する幅広い知見はもちろんのこと、求められる資質も多くあります。

ここでは、ITコンサルタントに求められる資質を4つ紹介します。

ITコンサルタントに求められる資質4つ
  1. コミュニケーション能力
  2. 問題解決能力
  3. 論理的思考力
  4. 協調性

それぞれ説明します。

(1)コミュニケーション能力

ITコンサルタントに限った話ではないのですが、コンサルタントにとってコミュニケーション能力は最重要資質であるといっても過言ではありません。

ITコンサルタントと似た職種としてSE(システムエンジニア)がありますが、SEが要件に沿って正確にシステムを開発し、システム構築で企業を支援する事が求められるのに対し、ITコンサルタントは顧客ニーズとシステム上、可能なことを上手く調整しながら最終的に企業の経営課題を解決することが求められます。

そのため、ITコンサルタントの仕事相手はほとんどが「システム」ではなく「人」となります。

「ITってついているし人とあまり関わらずに済みそう…!」などと考えて就職すると、痛い目を見ることになります。

ITコンサルタントは人とのつながりの中で行う仕事です。コミュニケーション能力の有無が成果を上げるためのカギとなるでしょう。

(2)問題解決能力

そもそも、コンサルタントとは、企業の経営などに係る問題の解決のために支援・指導・解決案の提案などを行う職種です。

そのため、直面した問題を原因や影響などを整理し、改善・解決していくための問題解決能力は必須です。

問題解決能力が高い人とは、問題を客観的視点から分析して本質を見極め、その原因と解決策から適切なリソースを確保できる人のことをいいます。

問題解決能力は一朝一夕で身につくものではありません。

日頃から、何か問題に直面した際はそれをチャンスと捉え、自分なりの解決プロセスを確立し、さらにそれを言語化できるように練習しておくといいでしょう。

(3)論理的思考力

論理的思考力も、ITコンサルタントには必須の能力といえるでしょう。

企業が抱える経営課題の原因や現場への影響など、ITコンサルタントは論理的に考える場面の繰り返しです。

論理的思考力も日々の練習によって身につくものですので、日頃の努力や意識がけが重要です。

論理的思考力についてはこちらの記事を参考にするとよいでしょう。

【面接完全攻略】自己紹介例6選と瞬間論理構成テクニック5つを紹介

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(4)協調性

プロジェクト単位でグループで業務を行うITコンサルタントにとって、協調性はなくてはならないものです。

どんなに優秀でも、周りとの協力がないとその能力が発揮できません。

あなたの日頃のアルバイトやサークル活動での経験がうまく生かされるかもしれません。

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5.ITコンサルタントの選考対策3つ

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ここまで、ITコンサルタントの仕事内容や有名な会社、求められることなどを紹介しました。

「ITコンサルタントへの興味がさらに深まったかも…」という方もいるかもしれません。

そんなあなたのために、ITコンサルタント選考対策を3つ紹介します。

以下の通りに選考対策を進めていくとよいでしょう。

(1)テスト対策

選考の一環として、webテストや筆記試験を課す企業は多くあり、特にコンサルでは高得点を求められる傾向にあります。

その内容は、数的推理・判断推理など多くの種類があります。

「情報収集にばかり時間をかけすぎて、テスト対策が不十分で落選してしまった…」なんてことでは、元も子もありません。

テスト対策については、こちらの記事が参考になりますので、対策を進めておきましょう。

【SPI完全攻略】問題例や攻略法を解説!おすすめ対策本3冊紹介

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(2)OB訪問

OB訪問とは、志望している企業に勤めている自大のOBに直接もしくは企業を通して交渉し、お話を伺うことができる場のことです。

コンサルファーム就活においてOB訪問はあまり一般的ではないかもしれませんが、実はとても有効な手段の一つです。

内状を知る助けとなったり、各会社ごとの特徴を比較しながら分析したり、さらには選考情報を知ることもできる場合があります

OB訪問は一般的ではない分、より効果的といえるでしょう。

(3)資格

ITコンサルタント就職に資格は必須ではありませんが、持っていると有利な資格はいくつかあります。

持っていると有利な資格の例
  • ITコーディネータ : 真に経営に役立つIT利活用に向け、経営者の立場に立った助言・支援を行い、IT経営を実現する
  • PM試験 : プロジェクト全体の意思決定を実行し、プロジェクトを確実に成功に導き、プロジェクトメンバを成長させるマネージャ

これらはITコンサルに係るスキルのアピールとして有効です。

ただし、ITコンサルタントになるために資格は必須ではないため、資格取得に必死になるあまり、他の対策がおろそかにならないようにしましょう。

6.まとめ

この記事では、ITコンサルタントの仕事内容や年収、ITコンサルタントになるための資質や対策を紹介しました。

ITコンサルタントは、激務で難しい職業というイメージがあるかもしれませんが、あなたのITスキルを生かしながら活躍ができ、高い年収も見込める、とてもやりがいのある仕事です。

ITコンサルタント以外のコンサルタントについても気になる方はこちらの記事がオススメです。

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