
【グループワークが苦手・嫌いな人】が知っておきたい5つの対策法
「高校生くらいからグループワークは授業で経験してきたけど、あまりうまくできた印象がないんだよな。学校生活なら大きな影響はないけど、就職活動では何とかしないといけない。」
「グループワークで目立つ人には共通している特徴がある気がする。でもどうすればそうなれるかいまいちわからないので対策方法を知りたい!」
このようにグループワークに苦手意識を持ちながらも、就職活動に向けて改善したいと思っている人もいるのではないでしょうか?
実はグループワークが苦手と感じている人も対策をしっかりしていけば、就職活動におけるグループワークの通過率を上げることが可能です。
この記事ではグループワークを嫌いと感じる理由と、苦手な人向けの対策を紹介していきますので、最後まで読んで対策を実施し、内定を掴み取りましょう!
また、以下の記事ではグループディスカッションがどのようなものかや、突破するコツについて解説しています。
まだグループディスカッションがどのようなものかイメージがつかない人は、確認しておきましょう!
目次
1.グループワークが嫌いな理由3つ
グループワークを苦手や嫌いと感じる人の理由を確認すると、次の3つが多く挙げられています。
- 評価の基準がわからない
- 積極的に発言することが苦手
- 周囲の意見に流されてしまう
グループワークを苦手・嫌いと感じる理由を確認することで、どのような対策を取ればよいのか理解しやすくなるため、まずはそれぞれの理由を順に確認していきます。
自分はどのタイプに当てはまるのかイメージしていきましょう!
理由1.評価の基準がわからない
グループワークではどのような振る舞いが評価されるかわからないため、積極的に発言するか、司会や書記のように進行をコントロールする役割につくのか迷ってしまいます。
グループワークにおける評価基準はすべての会社で同じではありません。
会社によって今年どのような人材が欲しいのか?という点は異なりますし、同じような人材ばかりを採用したいわけでもないため、評価基準を意識しすぎるのは避けましょう。
評価基準を意識しすぎずに、自分らしく振舞うことが重要です。
理由2.積極的に発言することが苦手
積極的に発言をすることが苦手な場合、グループワークも苦手と感じてしまいます。
グループワークではグループのメンバーとコミュニケーションを取りながら進めていく必要があるため、発言をしないと議論に参加できません。
議論に参加できないと参加者からの印象も薄くなってしまいますし、面接官からの評価も高くなりません。
普段から自分の意見を持ち、いろいろな人とコミュニケーションを取る練習が必要です。
理由3.周囲の意見に流されてしまう
議題に対して自分の考えを持っていないと、周囲の意見に流されてしまいます。
グループワークでは最終的に1つの結論を出すことが多いため、議論の過程で納得できる理由があれば意見を変えることも重要です。
ただし、意見を変える理由が明確ではなかったり一度の議論で何度も意見を変えたりする場合には、面接官や他の参加者からのイメージはよくありません。
自分の意見を持ち、納得できる理由がない場合には簡単に意見を変えないのがおすすめです。
2.グループワークが苦手な人向けの対策5つ
グループワークが嫌いだったり苦手だったりする理由を確認しましたが、対策を行えば苦手と感じることも少なくなってきます。
まずは対策の内容を確認し、実際に就職活動のグループワークに参加する前に実践してみることが重要です。
具体的には、次のような点を意識して準備をすればグループワークを苦手と感じる機会は減っていくでしょう。
- 人事の評価ポイントを把握する
- 開始前の雑談で場を和ませる
- 聴くスキルを身につける
- ワーク中の役割を決める
- 事前に練習を積み自信を持つ
このような対策に取り組むことで、苦手だったグループワークで上手く立ち振る舞いができるため、面接官からもよい評価を受けて内定に近づけます。
対策1.開始前の雑談で場を和ませる
グループワークが始まる前には、同じグループのメンバーと雑談をしておきましょう。
緊張していても話をすることで落ち着くことができますし、グループのメンバーとコミュニケーションを取りやすくなります。
雑談の内容は何でもよく、例えば研究室に関する真面目な話題でもよいですし、最近話題になっているニュースの内容でも問題ありません。
雑談で場を和ませることでグループワークでよい結論を出すことが可能になり、グループ全体が評価されやすくなります。
対策2.聴くスキルを身につける
どうしても発言をすることが苦手な場合には聴くスキルを身につけるのも選択肢の1つです。
発言をすることだけではなく、相手の話を聴く際に顔を見たり頷いたりしながら聴くのもコミュニケーションスキルの1つです。
傾聴といって相手の方を向き、適度に頷いたり発言者の目を見たりするスキルが重宝される場合があります。
積極的な発言が苦手であれば傾聴のスキルを身につけて、うまくコミュニケーションを取りましょう。
対策3.ワーク中の役割を決めてしまう
グループワークでの立ち振る舞いが分からずに困ってしまう場合には、事前にどのような役割を担うのか決めてしまうのも1つの選択肢です。
繰り返し同じような役割を担っていればその分経験が積めるため早く慣れることが可能ですし、自分の特徴を生かしやすくなります。
例えば話の流れを捉えることが得意ならば司会を選択して上手く他の人に話してもらえばよいですし、自分の意見を普段から持っているなら積極的に発言をする側にまわるのがおすすめです。
役割に固執しすぎるのもよくありませんが、まずは役割を固定してみるとグループワークに対する苦手意識を解消できる可能性があります。
対策4.事前に十分練習を積んで自信を持つ
グループワークが苦手な方は、事前に十分練習を積み自信を持てるように準備してから臨みましょう。
大学の同級生や後輩に協力してもらえば、お互いの就職活動に向けた良い練習になります。
始めは苦手だったとしても練習をしていく中で自分の強みが分かってきますし、練習をしていない人に比べると慣れているので余裕を持って取り組めます。
自信が持てれば本番でも堂々とした態度で臨めますし、できそうな雰囲気が出ますので評価も高くなりやすいです。
対策5.人事が見ているポイントを知る
人事がグループワークで見ているポイントを知ることも重要です。
どのような点が評価されているのかを知れれば、自分の能力をアピールしやすくなります。
グループワークで人事が見ているのは会社によって多少異なりますが、主に「思考力」や「コミュニケーション能力」なので、ただ積極的に発言したり司会進行などの役割を担ったりすればよいわけではありません。
「思考力」に関しては「議題に沿った意見を発言できているか?」という点や、「他人の意見を元にさらに発展させるような問題提起ができているか?」という点を見ています。
「コミュニケーション能力」に関しては「参加者の意見を上手く引き出せているか?」という点や、「自分とは異なる意見に対して、上手く意見のすり合わせができているか?」という点を見ています。
すべてを実践できなくても問題ありませんので、自分の得意な部分をアピールしましょう。
以下の記事では、グループディスカッション攻略のコツについて紹介しているので、是非参考にしてください。
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3.まとめ
この記事ではグループワークが苦手な人や嫌いな人がどのように対策を取ればよいかを解説してきました。
グループワークが嫌いな人は、会社がどのような基準で選んでいるのかわからなかったり、そもそも発言をすることが苦手だったりします。
苦手な面があったとしても自分の特徴を練習を通して確認し鍛えておけば、自信を持って臨むことができ面接官にも評価をされやすくなります。
練習の中では自分が得意なスキルをいかした役割を担うことで、効率よく準備を進めることが可能です。
この記事を参考にしてグループワークの準備を進め、上手く立ち振る舞って内定を掴み取りましょう!
また、以下の記事ではグループディスカッションのテーマや解答例について解説していますので、合わせて確認しておくのがおすすめです!