
【例文】自己PRで集中力をアピールするための要素と注意点を解説!
「自己PRで集中力をアピールしてもいいの?」
「集中力と仕事をどうリンクさせればいいんだろう…」
このような悩みを抱えていませんか?
集中力は、限られた時間で成果を出すことが求められる社会人として十分なアピールポイントなんです!
この記事では、集中力の自己PRに含めるべき要素と例文を紹介します。
この記事を読めば、集中力をアピールして面接官の心を動かすことができますよ!
以下の記事では、自己PRで好奇心や責任感をアピールする際のコツを紹介しています。
目次
1.自己PRで集中力を語るときのフレームワーク
ここでは、自己PRで部活を語るときに有効なフレームワークを紹介します。
このフレームワークを使えば、誰でも簡単に自己PRを作れるようになりますよ。
(1)自己PRは7つの要素で構成しよう
自己PRはあなたの能力を面接官に伝えるものです。
限られた時間の中で、あなたが他の候補者よりも企業の役に立つということを伝えなければなりません。
そのために、自己PRには次の7つの要素を含めましょう。
- 能力・長所
- 背景・きっかけ
- 問題意識・課題点
- アクション
- 結果・変化
- 能力の再確認
- 仕事への活かし方
上の7つの要素を順番に含めて自己PRを作ることで、面接官にあなたの魅力が伝わり、入社後の活躍イメージを持たせることができます。
2.「集中力」の自己PR例文3つ
ここまで自己PRに必要な7つの要素を紹介しました。
では、実際に集中力をアピールするにはどのように自己PRを書けばいいのか、具体例を紹介します。
今回は、550文字、450文字、400文字の3つの例文を紹介します。
順に解説します。
例文1:「部活動」で集中力を自己PR
1つ目の例文は、部活動での集中力をアピールする文です。
部活動と言っても運動部や文化部など様々なものがあります。
ここでは野球部で培われた集中力をアピールするための文章を紹介します。
①能力・長所
私には、物事を成し遂げるための集中力があります。
②背景・きっかけ
この能力は、大学の野球部で選手として短期間で実力を伸ばした過程で身に着きました。
③問題意識・課題点
私は2年生の夏休みに大きな怪我をしてしまい、3年生の8月にある大会にむけて練習を再開したは2年生の2月からでした。
大会まで半年しかない中で他の部員に追いつきレギュラーを獲得するには、集中して本気で練習に打ち込むしかないと考え、毎日自分に厳しいノルマを課し、それをこなしていくことを決心しました。
Point:集中力を身につけようと思った背景を具体的に説明
④アクション
具体的には、普段の部活に加えて毎日素振りを300回、腕立て伏せを50回、腹筋と背筋を100回行うと決め、実行しました。
「自分で決めたノルマを達成するまでは決して他のことを考えたりだらだらとトレーニングをしない」というルールはかなり厳しいものでしたが、それにより一定時間集中して物事に打ち込む力が養われました。
Point:具体的な数字・例を出して必要な集中力の水準の高さをアピール
⑤結果・変化
結果として、他の部員と比べて格段に早く上達し、8月の大会でレギュラーの座を獲得することができました。
⑥能力への再確認
このように、私には目標を達成するための集中力があります。
⑦仕事への活かし方
仕事でも、持ち前の集中力を活かして短い期間で成果を出すことが求められる業務で御社に貢献したいです。
(521文字)
以下の記事では、自己PRで部活動をアピールする際のコツについて解説しています。
例文2:「資格」の勉強で集中力を自己PR
2つ目の例文は、資格の勉強でどのように集中力があったのかをアピールするものです。
①能力・長所
私には、難題に対して決められた時間内に答えを出せる集中力があります。
②背景・きっかけ
この能力は、日商簿記の勉強をする過程で身に着きました。
③問題意識・課題点
もともと物事にじっくりと向き合うことが好きだった私は、日商簿記1級の試験でも1問ごとにじっくりと考察をしてしまい、時間が足りなくなりことが多々ありました。
Point:自分の性格を身につけるべき能力と結びつける
④アクション
そこで私は、まず簡単な問題を素早く処理できるように解答の仕方を暗記し、問題演習を繰り返しました。
理由は、難しい問題も簡単な問題が複合的に組み合わさっているケースが多く、簡単な問題を素早く解けるようにすることで結果として難しい問題も早く解けるようになると考えたからです。
Point:具体的なアクションとその理由を論理的に説明
⑤結果・変化
簡単な問題の演習を繰り返した結果、次第に難しい問題の構造を素早く把握できるようになり、解答速度が上がりました。
そして昨年の1月に日商簿記1級の資格を取得することができました。
⑥能力への再確認
このように、私には問題を素早く解決する集中力があります。
⑦仕事への活かし方
これを活かして、問題の構造を素早く把握し、限られた時間で望ましい結論が出せる経営企画者になりたいです。
Point:仕事でどう活きるのかを具体的に説明
(438文字)
資格を取ったという事実よりも、資格を取るために具体的に何を頑張ったのかという部分にフォーカスしている点が特徴です。
以下の記事では、自己PRで資格をアピールする際のコツについて解説しているので是非参考にしてみてください。
(3)「長期インターン」で集中力を自己PR
3つ目の例文は、長期インターンシップで営業を担当した際に集中力を発揮したエピソードです。
①能力・長所
私は、集中力を発揮して物事を素早く処理することができます。
②背景・きっかけ
この能力は、長期インターンでITシステムを1日で3件売り上げた経験を通して身に付きました。
③問題意識・課題点
私はITシステム販売会社で営業担当として様々な企業に赴きましたが、どこに行っても「今は必要ない」と言われ、契約が取れない日々が続いていました。
④アクション
そこで私は話術を磨いたりや熱意を伝えるだけではなく、営業に行く相手を分析することにしました。
持ち前の集中力を活かして1日で200社以上の企業のデータを調べ上げ、システムを欲していそうな企業をリストアップし、それらに絞って営業に行きました。
Point:集中して素早く大量に仕事を処理したことをアピール
⑤結果・変化
結果としてすべての企業が話を聞いてくださり、3社が製品を買ってくださいました。
⑥能力への再確認
このように、私には短期間で集中して物事を取りまとめる力があります。
⑦仕事への活かし方
御社に入社した際は、集中して素早く物事を処理できる営業マンとして貢献したいです。
Point:強みを具体的な業務と結びつける
(374文字)
集中力を活かして短期間で物事を取りまとめた経験をアピールしています。
以下の記事では、長期インターンシップの探し方を解説しているので、是非参考にしてみてください。
自己PRが書けない時に!自己PRジェネレーターを活用してみよう
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3.集中力を自己PRで語るときの注意点
集中力を自己PRで語るときには、「集中力があることで仕事にどう活きるのか」を明確に記述するようにしましょう。
なぜなら、一般的に集中力があると良いというのはよく言われることですが、単に集中力があると書くだけでは、面接官はあなたが入社してからどのように活躍してくれるのかをイメージすることができないからです。
集中力をアピールする場合には、「集中力を活かして短い期間で成果を出すことが求められる仕事で貢献していきたい」など、具体的にどのような場面で活躍できるのかを明記するようにしましょう。
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4.まとめ
この記事では、自己PRで集中力をアピールするための要素と例文、自己PRで気配りをアピールするときの注意点を紹介しました。
部活や勉強を自己PRの題材として使いたい場合は集中力をアピールするのがおすすめです。
この記事に書かれていることを参考に集中力をアピールして、第一志望の内定を手に入れましょう!
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