
笑顔を自己PRするには他者への影響を意識しよう!効果的な例文と注意点を解説
「面接で笑顔を自己PRしたい」
「笑顔を自己PRしたいけれど、いまひとつ具体的に表現できない」
そうお悩みではないでしょうか。
笑顔は自己PRに不向きと思われがちですが、効果的に伝えられれば、高いコミュニケーション能力をPRできます。
そんなときに効果的なのが、フレームワークを活用して自己PRを作成することです。
この記事では自己PRで笑顔を伝える時に活用できるフレームワークやその例文、PRする時に注意するべき点についてお伝えします。
この記事を参考に面接官に笑顔を効果的にPRし、内定まで繋げてください。
以下の記事では、自己PR例文や書き方を紹介しているので是非参考にしてみて下さい。
目次
1.自己PRで笑顔を語るときのフレームワーク
ここでは、自己PRで笑顔を語るときに有効なフレームワークを紹介します。
このフレームワークを使えば、誰でも簡単に自己PRを作れるようになりますよ。
(1)自己PRは7つの要素で構成しよう
自己PRはあなたの能力を面接官に伝えるものです。
限られた時間の中で、あなたが他の候補者よりも企業の役に立つということを伝えなければなりません。
そのために、自己PRには次の7つの要素を含めましょう。
- 能力・長所
- 背景・きっかけ
- 問題意識・課題点
- アクション
- 結果・変化
- 能力の再確認
- 仕事への活かし方
上の7つの要素を順番に含めて自己PRを作ることで、面接官にあなたの魅力が伝わり、入社後の活躍イメージを持たせることができます。
自己PRの詳しい作り方はこちらの記事で紹介しているので参考にしてください。
2.笑顔の自己PR例文3つ
先ほどは自己PRで笑顔をPRする時のフレームワークについてお伝えしました。
では次に笑顔の自己PR事例を3つ紹介します。
順に解説します。
例文1:部活で笑顔を身につけた自己PR
1つ目の例は部活で笑顔を身につけた場合を紹介します。
①能力・長所
私は笑顔と前向きさでチームの雰囲気を変える力があります。
②背景・きっかけ
この能力は、中学3年のバスケットボール部チームのムードメーカー行動する過程で身につけました。
③問題意識・課題点
先輩方が引退した際、それまでモチベーションの高い人が少なく、大会でも1回戦敗退が当たり前の状態でした。
④アクション
私はそんな中でも、勝つことの楽しさを知ってほしいと思い、チームのムードメーカーとして2つの行動をしました。
Point:なぜ自分がその行動をしたかその動機を含めているところ
1つ目は、人の良いところを見つけ褒めることです。ちょっとしたことでも褒めることでみんなが自信をつけているのを実感しました。2つ目は練習のメリハリをつけることです。
練習の時、真面目にするべき時はふざけないよう注意しつつも、休憩の時には全力で楽しむことを意識しました。この結果オフの時でもチームで遊びに行けるほど関係がよくなりました。
⑤結果・変化
この取り組みの結果、3年生の夏にチームはベスト4の成績を獲得できました。
Point:ただ楽しんだだけで終わらせず、成果を具体的に説明している。
⑥能力への再確認
このように、周囲の良いところを観察し、チーム全体を良い関係にできることが私の強みです。
⑦仕事への活かし方
働く際にも、周りの良いところをうまく生かしながら、目標達成できるよう貢献いたします。
(439字)
例文2:アパレルのアルバイトで笑顔を自己PR
2つ目の例文はアパレルのアルバイトで笑顔を身につけた例を紹介します。
①能力・長所
私はどんな時でも、笑顔で接客できることが強みです。
②背景・きっかけ
この能力はアパレルでのアルバイトで身につけました。
③問題意識・課題点
アルバイトを始めてすぐの頃は店長から怒られることが多く、暗い顔で接客していることも多くありました。
④アクション
「辛い時でも笑うことが大事」とある先輩に言われたことをきっかけに、私は鏡の前で笑顔を作り、人から良い印象を持ってもらえるように努めました。その結果、お客様の反応もよくなり、お店の売り上げにも貢献できるようになりました。
Point:自分が得た気づきと行動の変化を具体的に説明している
⑤結果・変化
辛い時こそ笑顔でいるようにすることで、自分も周りも前向きにできることを学びました。
⑥能力への再確認
このように、辛いときでも笑顔で前向きに働けるよう工夫できるのが私の強みです。
⑦仕事への活かし方
働く際にも、その人の発言の意図をしっかりと考え前向きに取り組むことで、会社に貢献できるよう努めます。
(317字)
例文3:居酒屋のアルバイトで笑顔を自己PR
1つ目の例文は居酒屋のアルバイトで笑顔を自己PRする例を紹介します。
①能力・長所
私は笑顔で人を楽しませることが得意です。
②背景・きっかけ
この能力は、居酒屋のアルバイトの接客で身につけました。
③問題意識・課題点
そのお店は30代のサラリーマンが多く、時折無茶振りをされることも少なくありませんでした。
④アクション
YouTubeなどで笑いの研究をしながら、笑顔で臨機応変に対応するよう努めました。
⑤結果・変化
その結果「笑顔のあなたがいたからこの店に来る」と言われるほど、お客様から好かれる存在になりました。
⑥能力への再確認 ⑦仕事への活かし方
このように、お客様が笑顔になれるよう研究できることが私の強みです。
Point:能力の再確認と仕事への活かし方を1文にまとめコンパクトにしている。
(194字)
自己PRが書けない時に!自己PRジェネレーターを活用してみよう
「笑顔」の自己PRを作成する際、伝えたいことは沢山あっても、文章で上手くまとめる自信がない就活生も多いはず。
そんな時は、「自己PRジェネレーター」を活用してみましょう。
自己PRジェネレーターを使えば、簡単な質問に答えるだけで理想的な流れの自己PRが完成します。
無料でダウンロードして、「笑顔」の自己PRをサクッと完成させましょう。
3.笑顔を自己PRで語るときの注意点3つ
ここまで笑顔を自己PRした事例を3つ紹介しました。
7つの要素を踏まえて、自分の経験を整理することで、笑顔を効果的にPRできるようになります。
しかし、注意するべき点もあり、この点を踏まえないと、笑顔をうまくPRできないばかりかマイナス印象を与えることもあります。
具体的に以下の3点を意識しましょう。
- 面接中笑顔でいることを心がける
- 笑顔を自己PRするのが効果的ではない業界もある
- 具体例は周りへの影響を意識する
次で詳しく説明します。
(1)面接中笑顔でいることを心がける
笑顔をPRする場合、面接中は意識して笑顔でいるよう心がけましょう。
笑顔をPRしているのに、笑顔ではない場合そもそもの説得力がなくなってしまいます。
本当にずっと笑顔でいられるのか、面接官から圧迫される可能性もあるため、笑顔を意識的に崩さないよう心がけることは大切です。
(2)笑顔を自己PRするのが効果的ではない業界もある
笑顔をPRするのがあまり効果的ではない会社もあります。
例えば、研究職などの仕事ではあまり笑顔が求められていない場合、会社に良い印象は与えられません。
逆に接客業や営業職など、笑顔でいることが良い印象を与えられる場合には笑顔をPRポイントにする効果が期待できるでしょう。
(3)具体例は周りへの影響を意識する
笑顔をPRする場合、周りに影響を与えた事例をPRしましょう。
周りに良い影響を与えられた事例をPRすることで、あなたが笑顔でいることが会社に利益を与えることを知ってもらう必要があります。
先ほどの例であげたPRでは具体例として以下のように伝えていました。
- 「笑顔のあなたがいたからこの店に来る」
- オフの時でもチームで遊びに行けるほど関係が良い
周りに良い影響を与えたエピソードや周りからそう言われた経験はないか、一度探してみましょう。
36個の質問に答えて自己分析をしよう
就活は、あなた自身を企業に売り込む場。だから、自己分析を通じて、自分の強みを理解する必要があります。ただ、そんな時間がない方も多いはず。
そんな時は、自己分析ツールの「My analytics」を活用してみましょう。
My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・弱み→それに基づく適職を診断できます。
My analyticsでサクッと自己分析をして、あなたの本当の強み・適職を発見しましょう。
4.まとめ
この記事では笑顔を自己PRする時に含めるべき例文や、PRする時に注意するべき点について詳しくお伝えしました。
笑顔を自己PRするには、接客業などの笑顔が活かせる業種で周りに良い影響を与えられることを伝えることが大切です。
また笑顔を意識した結果、他者からどう反応されたか具体的に説明することも効果的です。
この記事で紹介したフレームワークを活用し、面接官に笑顔を効果的にPRしましょう。